学校ブログ
【教頭日記】心がほっこりするとき
こんにちは、教頭です
10月も後半になり、朝晩は少し肌寒くなってきました。
そんなある日の、ある低学年の子とのやりとりです。
(廊下の窓から校庭を眺めながら)
「教頭先生、秋ってさ」
「うん」
「朝や夜みたいだね」
「あら、素敵な表現!それって、どんな感じってこと?」
「だってさ、ちょっと涼しくて、いい気持ち」
「そうだね」
「教頭先生、秋ってさ、春や秋ってさ、夏より、ずうっといいよね」
「そうだね。暑くなくて、春はぽかぽかだし、秋は涼しくて、気持ちいいよね」
「うん。涼しくて気持ちがいいし、いいにおいがするから、おれは、秋がいちばん好き」
彼は小さな体で、秋の空気のすがすがしさや、ちょっと吹く風の冷たさや、空の青さや、金木犀のにおいなどを、
五感をいっぱいに使って感じ取っていたのでしょう。
そして、彼なりの表現で私に教えてくれたことが、とても嬉しかったです
また、ある子は、
ちょっとお疲れ気味なので、職員室にひと休みしに寄ってくれました。(そんなときもあります)
塗り絵をしたり、お絵描きをしながら、困っていることや大変だと思うことをお話ししてくれるのですが、
私が、
「教頭先生はじょうずに色塗りできないんだよね~」
と、ちょっとマイナスの発言をすると、すぐにその子は、
「そんなことないよ!おれよりずっとじょうずだよ!」
と励ましてくれますそして、
「周りの線をなぞってからぬるといいよって、担任の〇〇先生が言ってたよ。教頭先生もやってみたら?」
などと、アドバイスもしてくれます
職員室や廊下で、一人一人とゆっくり関わると、
子どもたちの素敵なところを垣間見ることができます。
ばたばたしていることも多いのですが、そんなひとときにほっこりして、
「明日も頑張ろう!」と思えますし、
そんな子供たちの笑顔を守っていかなくては!と思います。
さて、1年も折り返し地点になり、保護者の皆様も、少しお疲れではないでしょうか?
まもなく個人面談も始まりますが、
松原小では、月に1回、スクールカウンセラーの先生とお話しする機会を設けています。
お子さんのこと(勉強、友達のこと、学校生活、家での過ごし方、などなど)や、
お子さんとのかかわり方で、「ちょっと心配だな」「誰かに話してみたいな」と思われましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。(担当:教頭)
次回相談日は10月31日(火)です。(秘密は厳守いたします)
もちろん、「すぐに相談したい!」ということでしたら、学校にもいつでもご相談ください。
可能な限り、迅速に対応いたします。
お家の方の笑顔がお子さんの笑顔の「みなもと」です
一緒に考え、一緒に悩み、お子さんのために共に同じ方向を向いてがんばりましょう
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました
教頭