松原小の給食
12月9日(月)の給食
【今日のメニュー】牛乳 茶飯 だし巻き卵 おでん りんご
茶めしにはだし汁としょうゆで炊く茶めしと、お茶で炊く茶めしの2種類があります。給食ではしょうゆ、酒、塩で味付けをしました。静岡県の遠州地方、現在の静岡県西部にあたる地域では、しょうゆで薄く色づいた茶めしが桜色に見 えることから、桜めしと呼び、給食メニューや縁起物として親しまれています。関東では、おでんのだしで炊くご飯 をおでん茶めしといい、おでんと一緒に食べられることが多いです。これから寒くなりおでんがおいしく感じる季節 ですね。
12月6日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ごはん ひじきのり 揚げだし豆腐 ポテトきんぴら かき玉汁
ミネラル豊富で栄養価の高いひじきは、日本の伝統食として古くから食べられてきました。食卓で主役になることは少 ないですが、健康に良い栄養素がたっぷり含まれています。食物繊維はキャベツの約2倍、さつまいもの約1 . 3倍ふく まれています。ひじきに含まれているのは主に水溶性食物繊維で、 水を含むとゼリー状になり余分な脂質や塩分を体 の外に排出する働きがあります。またカルシウムは牛乳の約1 0 倍含まれています。骨や歯を作るもとになるので成長期のには欠かせない食品ですね。
12月5日(木)の給食
【今日のメニュー】牛乳 キャラメル揚げパン クラムチャウダー フラワーサラダ
クラムチャウダーとは、あさりやはまぐりなどの貝をベースにするアメリカ発祥のスープのことです。ほかに、人参 やジャガイモなどの野菜も入って具だくさんなのが特徴です。「クラム」は英語で二枚貝の総称です。また、「チャウダー」の語源はフランス語で「大鍋」や「煮込み」を意味する「ショーディエール」と言われています。クラムチャウダーは作られる地域によって特徴があり、日本でよく知られている白いクリームスープ仕立てのものはニューイングランド風。ほかに、トマトを加えた赤いスープのマンハッタン風、魚介の澄んだスープで作られるロードアイランド風 などがあります。
12月4日(水)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ほたてのバターしょうゆご飯 めばるフライ せんべい汁 みかん
南部せんべいは青森県南東部から岩手県北部にかけての伝統食品で、小麦粉に塩と水を混ぜ、鉄製の型で丸く焼いたものになります。戦前、農家の多くは鉄製の型をもっており、せんべいは寒さによる被害が多く米がよく取れなかった地域の貴重な保存食でした。江戸時代後期、飢饉や凶作で、貧しい農民たちが米を食べることができなかったとき、南部八戸地方では独自の「麦・そば食文化」が発達しました。その中で誕生したのが半熟焼きの麦せんべいやそばせんべいで、現在の「なんぶせんべい」の始まりと言われています。南部せんべいは、主食や間食としてそのまま食べるだけでなく、季節の具材を入れた汁物にちぎっていれる食べ方もします。これが、「せんべい汁」の始まりです。
12月3日(火)の給食
【今日のメニュー】牛乳 広東めん もやしときゅうりのナムル アップルケーキ
日本でもおなじみの韓国料理のナムルは、野菜や山菜、きのこ、海藻などの「和え物」の総称です。「和え物」といっても、ナムルの実際の調理法は幅広く、素材によってゆでる、炒める、煮含めるなどの加熱調理とそれに先立つ下ごしらえ、そして様々な味付けがあります。日本では、ナムルと言えば大豆もやし、ほうれん草、にんじん、ぜんまいなどがよく知られていますが、本場韓国ではそれ以外にも様々な材料でナムルが作られています。給食ではもやし、きゅうり、人参を使ったナムルにしました。
11月29日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ごはん(こうのとり伝説米) さばの照り焼き ねぎぬた まゆ玉汁
今日は彩の国食育月間最終日です。埼玉県の郷土料理や食材を使ったメニューがたくさん出ましたね。いつもおいしい野菜を食べられるのは地域の農家さんをはじめ全国の農家さんが丹精込めて作ってくれているからです。他にも畜産業 、水産業を営んでいる方がいるからお肉やお魚を食べることができます。日々当たり前のようにある食材ですが、たくさんの方々に支えられて私たちのもとに届いています。感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。今日は深谷市の郷土料理のねぎぬたと、秩父地域の郷土料理のまゆだま汁です。
11月28日(木)の給食
【今日のメニュー】牛乳 黒パン チリコンカン 千切りおじゃがサラダ
チリコンカンはメキシコの代表的 な料理で、スペイン語で「肉入りトウガラシ」を意味します。ひき肉、玉ねぎを炒 め、そこに豆、トマト、チリパウダーなどの香辛料を加えて煮込んだ料理です。日本全国で、給食の定番メニューになっています。給食で提供されるチリコンカンは調味料をソースやケチャップなどにし、食べやすいように工夫されています。
11月27日(水)の給食
【今日のメニュー】牛乳 焼肉チャーハン 焼きぎょうざ フォーのスープ いちごゼリー
今日のスープには平たい麺が入っています。この麵はフォーといい、ベトナム料理に使われる米粉の麺です。ベトナムでは麺や春巻きの皮なども小麦ではなく米から作る食文化があります。ベトナムは世界でも4番目にお米をたくさん食 べる国です。日本に比べて3倍以上お米を食べているようです。米はベトナムでは最も一般的な食材で、さまざまな商品が開発されています。2019年には米粉を用いて作られた使い捨てストローが開発されたそうです。
11月25日(月)の給食
【今日のメニュー】牛乳 セルフあんぱん チキンナゲット 武蔵野スープ
あんこ作りに欠かせない小豆は大豆や落花生などとは違い、脂質の少ない豆類です。小豆は脂質がほとんど含まれず、炭水化物とタンパク質が中心となっています。炭水化物イコール糖質のイメージが強いと思いますが、小豆の炭水化物 のうち約20パーセントは食物繊維が占 めているといわれています。腸内環境を整え体を元気にする効果が期待できます。今日は今年 2 度目のセルフあんパンです。給食室で小豆を炊いてあんこを作 りました。
11月22日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 チャンポンめん ひじきの中華炒め 季節のアップルパイ
チャンポンめんです。全国的に知られる長崎名物の麺料理です。1899年、中華料理店 「しかいろう」の店主が中国人留学生に安くて栄養があるものを食べさせようと、鍋で野菜や肉の切れ端などを炒め、そこに中華麺を入れて濃いめのスープで煮込んだボリュームたっぷりの料理を作ったのがはじまりとされています。チャンポンという名称は中国語 の簡単なごはんという意味の「シャンポン」がなまったものだといわれています。中華鍋ひとつで作れるおいしく栄養 たっぷりな麺料理ということで、長崎県で日常的に食される家庭料理となりました。
11月21日(木)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ごはん みそカツ うま塩キャベツ けんちん汁
愛知県の郷土料理 みそカツは、とんかつにみそだれをかけた料理です。愛知県は八丁味噌が有名で、いろいろな料理 に使われています。愛知県のみそだれは、八丁味噌をベースにだしや砂糖などを加えて作ります。おでんなどにもつけて食べるそうです。カツのサクサクした食感と甘辛いみそだれでごはんが進む料理です。今日は八丁味噌のかわりに、赤みそを使いタレを作っています。今日もおいしくいただきましょう。
11月20日(水)の給食
【今日のメニュー】牛乳 チキンライスのホワイトソースかけ コールスローサラダ みかん
11月19日(火)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ソイ丼 卵とコーンの中華スープ 味付き小魚
大豆は4月初旬に種をまき10月中旬に収穫する夏大豆と、6月初旬に種をまき、11月初旬に収穫する秋大豆の2種類があります。これは、暖かいところに適した大豆、寒いところに適 した大豆 、という大豆の性質によって分けられます。弥生時代の初期に大豆が伝わったとされ、江戸期には仏教の広まりもあり、あまり肉が食べられなかったため、貴重なたんぱく源として豆腐が重宝されていました。近年では大豆からタンパク質を取り出 し、繊維状にして肉に近 い食感に仕上げた大豆ミートが販売されています。今日のソイ丼にもお肉の他に大豆ミートが使われています。
11月18日(月)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ツイストパン ホキのこんがり焼き 粉ふき芋 ミネステ麦麦リゾット
今日のリゾットにたくさん入っている米粒のようなものが麦です。今日使っている麦は見た目や形などをお米そっくりに加工した大麦です。パンや麺などに使われている小麦とは種類が違います。大麦はでんぷんと食物繊維を多く含む穀物です。食物繊維はおなかの中をきれいにしてくれます。給食では、今日のようにスープや炊き込みご飯に使っていますが、大麦は主に麦茶やビール、焼酎の原料として使われています。
11月15日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 川幅肉汁うどん みそポテト 茎わかめサラダ
今日は鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなんで誕生した川幅うどんです。荒川の普段 の川幅は数十メートルですが、国土交通省は河川敷を含めた堤防の間を「川幅」と定めていて、河口より上流62キロメートル地点の両堤防間の幅が2537メートルであり日本最長となっています。 今日は埼玉県で愛される肉汁うどんを鴻巣市の名物、川幅うどん風にしたメニューです。みそポテトも秩父市の郷土料理です。
11月13日(水)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ごはん 赤魚の塩こうじ焼き ピリ辛肉じゃが 五目汁
塩麹とは東北地方の伝統的な食品、三五八(さごはち)漬けの漬け床がそのルーツといわれる日本の調味料です。2011年ごろからさまざまな利用法で人気を博すようになりました。肉や魚を漬けると、うま味や甘みを引き出し、身をやわらかくしてくれます。その他、お腹の調子を整えてくれたり、エネルギー代謝をサポートし、疲労軽減などの効果があります。
11月11日(月)の給食
【今日のメニュー】牛乳 まめまめごはん わかさぎフライ 日高こま鍋汁 みかん
今日は埼玉県日高市高麗のご当地メニューのこま鍋を給食用にアレンジして作りました。こま鍋は高麗建立1300年 を記念して、高麗神社や地域の事業者が考案したものです。こま鍋の必須条件は①キムチ味、②野菜を使用すること、③にんじんを使用することです。地場産の野菜を使用することにより、地域経済の活性化を図っています。給食 では、③の高麗人参が叶わず、こま鍋汁風ですがキムチ味の具だくさん汁を楽しんでください。また、まめまめごはんは11月8日の「いい歯」の日にちなんだかみかみメニューです。
11月8日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 しゃくし菜ごはん 厚焼き卵 煮ぼうとう りんご
今日は秩父地方でよく食べられているしゃくし菜を使ったごはんと、深谷市の郷土料理の煮ぼうとうです。煮ぼうとうは幅の広いほうとう麺に深谷の名産、深谷ねぎなどの野菜をたくさん入れ、醤油で味をつけた料理です。深谷市はほうとうの原料である小麦もたくさんつくられています。埼玉県の三大偉人である深谷市出身の渋沢栄一も好んで食べたと言われています。今も渋沢栄一の命日には、煮ぼうとうの会が催され煮ぼうとうを食べています。
11月7日(木)の給食
【今日のメニュー】牛乳 小江戸カレーライス フルーツヨーグルト
小江戸とは江戸のように栄えた町のことで、埼玉県では川越市が小江戸とよばれています。川越市の名産のさつまいもを使ったカレーライスなので、小江戸カレーライスと名をつけました。川越でさつまいもの栽培が盛んに行われるようになったのは江戸時代です。甘いものが少なかった当時、この地域のさつまいもは高級品とされ、川越から舟を使って江戸にさつまいもをたくさん出荷していたことから、川越といえばさつまいもというイメージがつきました。
11月5日(火)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ごはん 彩の国納豆 あじの深谷ねぎ香り焼き 切り昆布の煮物 豚汁
今月 は彩の国食育月間です。埼玉県産の食材や県内のご当地メニューを取り入れています。今日は県内で生産される野菜の中でも最も作付け面積が多く埼玉県を代表するねぎについてお話します。県北部では深谷市周辺でとれる全国的 に有名な「深谷ねぎ」があります。一年中収穫されますが、秋から春にかけて収される秋冬ねぎが主力です。冬の寒さで甘みが増します。今日は深谷ねぎを使った鰺の香り焼きです。