2024年7月の記事一覧
7月16日(火)の給食
【今日のメニュー】牛乳 コーンピラフ ホキのレモン風味 レタスと卵のスープ パインゼリー
一年を通して食べられるレタスですが冷涼な気候を好み気温20度前後でよく育つので、季節によって産地が異なります。夏は高原の長野県、冬は暖かい香川県、春と秋は茨城県から多く出荷されています。レタスのおいしい時期は4月 から5月の春レタスと、6月から9月の夏秋レタスです。旬の時期のものはみずみずしさが増します。約95パーセントが水分ですが、ビタミンC、E、カロテン、カリウム、カルシウム、食物繊維などをバランスよく含みます。油とともに食べることでカロテンやビタミンEの吸収率がアップするので、加熱調理もおすすめです。今日はレタスと卵のスープです。しんなりしてかさが減ることで、食物繊維もたっぷりとることができます。
7月12日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 こうのとり伝説米 あじのスタミナ焼き 肉じゃが 呉汁
料理の香りづけによく使われるニンニクですが、昔は薬用植物として利用されていました。香辛野菜として食べられるようになったのは戦後だそうです。ニンニクの香りのもとはアリシンという成分で、強い殺菌作用のほか、がんや血栓 を予防する効果があります。体内でビタミンB1と結びつくと、その吸収を高め、効果を維持させる働きがあります。ビタミンB1による糖質のエネルギー変換が促進されることで、疲労回復や体力増強に効果を発揮します。今日はあじのスタミナ焼きの味付けにニンニクが使われています。
7月10日(水)の給食
【今日のメニュー】牛乳 夏野菜カレーライス わかめサラダ チーズ
とうもろこしは米や麦と並ぶ主要穀物の一つで、青果用や加工用などいくつかの種類に分類されます。一般的に青果店 やスーパーでよく売られていて、私たちに一番なじみの深いものは「スイートコーン」という品種のとうもろこしです。スイートコーンは粒に含まれる糖分が多いので甘みがありますが、収穫後とうもろこし自体の「呼吸」による鮮度低下が激しく、夏の室温では数時間で味が落ちてしまいます。鮮度と味の維持のためには、低温管理の徹底や、収穫後 すぐに加熱して呼吸を止める方法があります。とうもろこしはとれたてが一番おいしく栄養価も高いのです。今日はサラダではなくカレーライスにコーンが入っています。
7月9日(火)の給食
【今日のメニュー】牛乳 おろしうどん 夏野菜のかき揚げ すいか
天ぷらは揚げ物の料理の一つで、魚介類や野菜に小麦粉と卵を水で溶いた衣をつけて植物性油で揚げた料理です。そしてかき揚げは天ぷら料理のひとつで、具材に天ぷらと同じ衣をつけてあげます。こうしてみると、「天ぷら」も「かきあげ」も同じ料理に思えますね。しかし、「天ぷら」は一つの具材ごとに揚げるのに対して、「かき揚げ」は様々な具材を細かく切って衣と混ぜ合わせてひとかたまりにして揚げます。貝柱や玉ねぎ、エビやイカ、ごぼうやニンジンなど様々な具材が一つのかき揚げに混ざっているのをよく見かけますね。このように「かき混ぜて、揚げる」からかき揚 げと呼ばれるようになりました。
7月8日(月)の給食
【今日のメニュー】牛乳 こぎつねずし いかのかりん揚 げ もずく入りかきたま汁 冷凍みかん
もずくは、もずく科やナガマツモ科に属する海藻です。また、沖縄では「スヌイ」とも呼ばれています。おもに熱帯 から温帯の浅い海に生息しています。そうめんのような細長い形状で枝分かれのある糸状藻類で、ホンダワラなど他 の褐海藻に付着することから「藻づく」という名前がついたといわれています。日本で消費されているもずくの95%以上が沖縄産もずくで、約9割が養殖ものです。噛むとわかめのような歯ざわりがありますが、表面がぬるぬるとして強い粘りがあるのが特徴です。このぬめりはフコイダンといて海藻類にだけ含まれる食物繊維の一つです。善玉菌の栄養源になり腸の活動を正常に整えてくれます。
7月5日(金)の給食
【今日のメニュー】牛乳 タコライス ゆでとうもろこし ファイバースープ
タコライスは味付けしたひき肉とレタス、トマト、チーズなどメキシコ料理のタコスの具材をご飯にのせたファストフードです。メキシコ発祥と思われがちですが、その発祥は沖縄県の金武町です。1980年代、米軍の兵士を相手に商売 をしていた金武町にある飲食店の店主が、「米兵たちが安くてお腹いっぱい食べられるように」と当時沖縄に持ち込 まれていたタコスをアレンジして誕生したオリジナル料理と言われています。タコライス誕生後、近隣の飲食店でも提供され、金武町の名物料理となったそうです。現在は、具材やタコミート、ソースの味付けなどに個性を出したタコライスを提供する店も増えてきたそうです。給食ではタコスで使われるトルティーヤの代わりにワンタンの皮をタコライスの上にちらしました。
7月4日(木)の給食
【今日のメニュー】牛乳 じゅうしい きびなごごまフライ ゴーヤチャンプルー 冷凍パイン
一般的にジューシーと聞くと、果汁や肉汁があふれる様子などをイメージするかもしれませんが、沖縄でジューシーといえば、米と豚肉、人参、ひじき、かまぼこなどの具材を豚のだし汁で炊いた「炊き込みご飯」をさします。豚のだしを使った濃厚な味わいが特徴で、家庭で作られることはもちろん、スーパーやコンビニの弁当売り場にも並んでいたり、手軽に作ることができるレトルトタイプも販売されていて、沖縄県民にとって大変身近な存在の郷土料理です。季節の行事や祝い事などで食べることが多く、中でも旧暦の7月13日でお盆の初日にあたる「ウンケー」に作る「ウンケージューシー」と12月の冬至に作る「トゥンジージューシー」が代表的です。
7月3日(水)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ドライカレートースト ニョッキのスープ 冷凍みかん
ニョッキはイタリア発祥の料理で、主にじゃがいも、小麦粉、卵をつかって団子状に作られる小さなショートパスタです。ショートパスタはペンネやマカロニのような長さが短いパスタのことを言います。もちもちとした食感と、じゃがいもの優しい風味が特徴です。イタリアの伝統的な家庭料理で、17世紀には存在していたとされています。もともとは宗教的な行事や祝日に食べられることが多かったですが、今では日常的に楽しまれています。イタリアの各地域には独自のニョッキがあり、地域ごとに特色を楽しむことができます。給食ではニョッキを使ってスープを作りました。
7月2日(火)の給食
【今日のメニュー】牛乳 海鮮ピリ辛ラーメン じゃがチー揚 げ ミニトマト
中国の麺料理が日本に伝わり、日本の食文化と融合して生まれた料理がラーメンです。麺、だし、タレ、具材、油、といった5つの要素を組み合わせることで無限のレシピを生み出すことができます。しょうゆラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン、豚骨ラーメン、つけ麺など、味やスタイルによってさまざまなバリエーションが存在していますね。日本各地の異なる気候・風土・食文化を反映した「ご当地ラーメン」も魅力の一つです。このように、日本で独自に進化 を続けてきたラーメンは今や海を渡って世界中に広がりつつあります。今日の給食は魚介のうまみと唐辛子の辛みが効 いたラーメンです。
7月1日(月)の給食
【今日のメニュー】牛乳 ごはん いわしのかば焼き 茎わかめのきんぴら とうがん汁
わかめはミネラルやビタミンが豊富に含まれています。そのため、発育盛りの子供や妊婦さんにとって大切な食品です。わかめの主な成分である食物繊維にはアルギン酸が多く含まれていて、腸の働きを活発にして便秘を防ぐだけでなく、余分なコレステロールや体内のナトリウムを吸着し体外に排出してくれます。わかめは葉体、中芯、めかぶ、から成り立っています。葉体とは一般的にわかめと呼ばれている部分にあたります。めかぶは刻んだ状態でよく売られていて独特な粘りがあります。中芯は茎わかめと呼ばれサラダやおつまみなどに使われています。今日は茎わかめを使ったきんぴらです。