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松原小の給食

12月17日(火)の給食

【今日のメニュー】牛乳 鶏ねぎゆず塩うどん 冬至のかき揚げ 大根と水菜のサラダ

今日は冬至メニューです。一年の中で一番昼の時間が短く、夜の時間が一番長い日のことを冬至と言います。昔の人々 は「一年で最も太陽の力が弱まる日」として、冬至を死に一番近い日と考えていたそうです。そういった理由から冬至 には厄を払い無病息災を願う為に、病気に強く寿命が長い「ゆず」にあやかってゆず湯に入って体を温めたり、運を呼 び込むことのできる食べ物を食べる風習が生まれました。「ん」がつくものを食べると縁起が良いとされ、「ん」が2つ付く、なんきん、にんじん、れんこん、きんかん、ぎんなん、うんどんは「冬至の七種」と呼ばれ、食べると運が倍 になりさらに縁起が良くなるといわれています。

12月16日(月)の給食

【今日のメニュー】牛乳 ツイストパン 手作りハンバーグ ボイルブロッコリー 白いんげん豆のクリームスープ

白いんげん豆はマメ科に分類されるいんげん豆の一種です。原産地は中南米のメキシコで、ヨーロッパから中国に伝 わり、のちに日本に伝わったとされています。日本では北海道で栽培が盛んに行われ、5月~12月が旬と言われています。いんげん豆は豆類の中でも食物繊維が多く、ミネラルも豊富です。鉄分はゆでた大豆と同じ数値でタンパク質もあり栄養価の高い豆です。 給食では白いんげん豆のペーストを使ってクリームスープにしました。

12月13日(金)の給食

【今日のメニュー】牛乳 油麩丼 きゅうりの漬物 豚汁

油麩とは宮城県の登米市にある豆腐店が考案したのがはじまりです。冷蔵技術がなかった時代、夏の油揚げの代わりになるものとして開発されました。以来この地方の家庭料理に広く用いられるようになり、とくにお盆の精進料理には欠 かすことのできない食材です。焼き麩と同じくグルテンに小麦を加えたもので、棒状にしたものを油で揚げます。香 ばしく、歯ごたえもあるので、ベジタリアン料理としても重宝されています。油麩丼は甘辛い煮汁に野菜と油麩を加え卵でとじた丼です。

12月12日(木)の給食

【今日のメニュー】牛乳 中華風青菜ご飯 いわしのカリカリフライ トックスープ みかん

トックは韓国語で「トッ」が韓国モチ、「ク」はスープ料理のことを指します。「トック」という言葉だけで韓国モチのスープの意味になります。韓国で作られるおモチはうるち米を原料にして作られています。もち米の餅と違い、粘 りや伸びは少なくて歯切れがよく、煮込み料理や鍋料理に加えても、煮崩れしにくいことが特徴です。主に、円柱形 の餅を斜めに薄く切 ったものや、細長い円柱状のものが、袋に詰められて売られています。韓国ではお正月に食べる風習があり、韓国版のお雑煮と言えるメニューです。

12月11日(水)の給食

【今日のメニュー】牛乳 黒パン スパゲッティボロネーゼ チキンナゲット ツナサラダ

ボロネーゼはイタリア語で「ラグー・アラ・ボロネーゼ」と言い、略して「ボロネーゼ」となりました。ボロネーゼという言葉は「ボローニャ風の」という意味で、その名の通り、イタリアの都市 「ボローニャ」発祥の料理で、主に牛肉や豚肉を使用した肉とトマトのソースです。ミートソースと違いトマトの割合が少なく、野菜やワインの味が感じられるように作られています。大人な味付けですね。給食ではデミグラスソースを使ってソースを作りました。

12月10日(火)の給食

【今日のメニュー】牛乳 ごはん(こうのとり伝説米) さばの甘みそ焼き ほうれん草と白菜のおひたし 肉じゃが

さばの旬は晩秋から2月と言われ、秋に獲れたさばを「寒鯖」と呼びます。さばの旬が秋から冬になるのは、産卵期 を4月から6月に終え、やせ細ったさばが再び餌をたくさん食べて脂肪を蓄えるからです。秋から冬にかけてのさばは脂肪分が約20%にもなり、非常においしい時期を迎えます。これから旬のマサバは日本で最もポピュラーなさばの種類で、茨城県や長崎県で特に漁獲量が多い品種です。今日はさばを甘味噌につけたさばの味噌焼きです。

12月9日(月)の給食

【今日のメニュー】牛乳 茶飯 だし巻き卵 おでん りんご

茶めしにはだし汁としょうゆで炊く茶めしと、お茶で炊く茶めしの2種類があります。給食ではしょうゆ、酒、塩で味付けをしました。静岡県の遠州地方、現在の静岡県西部にあたる地域では、しょうゆで薄く色づいた茶めしが桜色に見 えることから、桜めしと呼び、給食メニューや縁起物として親しまれています。関東では、おでんのだしで炊くご飯 をおでん茶めしといい、おでんと一緒に食べられることが多いです。これから寒くなりおでんがおいしく感じる季節 ですね。

12月6日(金)の給食

【今日のメニュー】牛乳 ごはん ひじきのり 揚げだし豆腐 ポテトきんぴら かき玉汁

ミネラル豊富で栄養価の高いひじきは、日本の伝統食として古くから食べられてきました。食卓で主役になることは少 ないですが、健康に良い栄養素がたっぷり含まれています。食物繊維はキャベツの約2倍、さつまいもの約1 . 3倍ふく まれています。ひじきに含まれているのは主に水溶性食物繊維で、 水を含むとゼリー状になり余分な脂質や塩分を体 の外に排出する働きがあります。またカルシウムは牛乳の約1 0 倍含まれています。骨や歯を作るもとになるので成長期のには欠かせない食品ですね。

12月5日(木)の給食

【今日のメニュー】牛乳 キャラメル揚げパン クラムチャウダー フラワーサラダ

クラムチャウダーとは、あさりやはまぐりなどの貝をベースにするアメリカ発祥のスープのことです。ほかに、人参 やジャガイモなどの野菜も入って具だくさんなのが特徴です。「クラム」は英語で二枚貝の総称です。また、「チャウダー」の語源はフランス語で「大鍋」や「煮込み」を意味する「ショーディエール」と言われています。クラムチャウダーは作られる地域によって特徴があり、日本でよく知られている白いクリームスープ仕立てのものはニューイングランド風。ほかに、トマトを加えた赤いスープのマンハッタン風、魚介の澄んだスープで作られるロードアイランド風 などがあります。

12月4日(水)の給食

【今日のメニュー】牛乳 ほたてのバターしょうゆご飯 めばるフライ せんべい汁 みかん

南部せんべいは青森県南東部から岩手県北部にかけての伝統食品で、小麦粉に塩と水を混ぜ、鉄製の型で丸く焼いたものになります。戦前、農家の多くは鉄製の型をもっており、せんべいは寒さによる被害が多く米がよく取れなかった地域の貴重な保存食でした。江戸時代後期、飢饉や凶作で、貧しい農民たちが米を食べることができなかったとき、南部八戸地方では独自の「麦・そば食文化」が発達しました。その中で誕生したのが半熟焼きの麦せんべいやそばせんべいで、現在の「なんぶせんべい」の始まりと言われています。南部せんべいは、主食や間食としてそのまま食べるだけでなく、季節の具材を入れた汁物にちぎっていれる食べ方もします。これが、「せんべい汁」の始まりです。