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松原小の給食

9月11日(水)の給食

【今日のメニュー】牛乳 キムタクごはん 焼きぎょうざ レンフォアタン 冷凍みかん

キムタクご飯 は名前の通りキムチとたくあんが入った混ぜご飯です。元々は長野県で考案された給食メニューでした。長野県は伝統的に漬物文化が発達している地域でありながら、子供たちの漬物離れが進んでいました。そこで、子供たちに漬物をおいしく食べてもらいたいという思いから長野県塩尻市内の栄養士さんが考案した家庭料理だそうです。キムチに含まれる乳酸菌には整腸作用が、辛み成分であるカプサイシンには脂肪を燃焼させる効果が期待できます。一緒 に入っている豚肉にはビタミンB群も豊富で、体内でお米の炭水化物を燃焼させ、エネルギーに換える手助 けをします。栄養のバランスも抜群です。

9月10日(火)の給食

【今日のメニュー】牛乳 塩わかめうどん 野菜炒め 和梨マフィン

マフィンは中世ヨーロッパから始まり、アメリカやイギリスを中心に人気が広がった洋菓子です。その起源は、小麦粉 と酵母、バター、ミルクを混ぜ合わせて焼いたパンにあります。現代のマフィン作りは、小麦粉に卵と砂糖、バターを加え、カップケーキ型に入れて焼くのが一般的です。ドーム型の形状をしたマフィンは、表面はパリッと、中はジューシーでしっとりした食感を楽しめます。持ち運びに便利な手軽さから、朝食、おやつ、ティータイムなどに頻繁に食 べられています。今日は旬の和梨を使ったマフィンです。

9月9日(月)の給食

【今日のメニュー】牛乳 トマトカレーライス フルーツポンチ

今日は北本市発祥のトマトカレーです。トマト生産の歴史は戦前までさかのぼり、アメリカへ輸出する種をとるために栽培し、果肉の加工もされるようになりました。「トマトクリーム」が開発され、当時の洋食ブームにのり、帝国ホテルや千疋屋などで高い評価を得ました。戦争で生産を一時的に中止しましたが、戦後に再開され、トマトは北本のブランド農産品になりました。北本カレーは「北本にもご当地グルメを作 ろう」という思いのもと、市民を中心にレシピ開発された比較的新しいご当地カレーです。市内の店舗それぞれが創意工夫した個性のある北本トマトカレーをだしているので、お店ごとの違いを楽しんでみるのも良いですね。

9月6日(金)の給食

【今日のメニュー】牛乳 プルコギトッパプ チンゲン菜とあさりのスープ

プルコギの「プル」とは焼く、「コギ」は肉、「トッパプ」とは「ごはんにのせる」という意味で、日本語で「焼き肉丼」のことをいいます。プルコギトッパプでは味付けにコチュジャンという甘辛い味噌を使用しています。韓国料理 に欠かせない辛みに使われる唐辛子には、血流をスムーズにする効果があるため体内に蓄積された疲労物質が分解されやすくなります。また、唾液や胃液の分泌を増やすので食欲増進にもつながります。

9月5日(木)の給食

【今日のメニュー】牛乳 クロックムッシュ ラタトゥイユ ラフランスゼリー

今日はパリオリンピックにちなんでフランス発祥のクロックムッシュとラタトゥイユです。クロックムッシュとはハムとチーズをはさんだパンをフライパンで焼いたものです。ホワイトソースなどをかけて軽食として食べられています。クロックムッシュを直訳すると「カリッとした紳士」という意味で、トーストを食べるときの音が由来ともいわれています。紳士と言われているように、クロックムッシュを食べるときの音が上品でないことから男性の食べ物とされていました。名前の付け方がおもしろいですね。

9月4日(水)の給食

【今日のメニュー】牛乳 ごはん ホキの南蛮漬け もやしとほうれん草のおひたし 鋳物汁

鋳物産業が盛んな川口市の郷土料理です。鋳物職人さんたちが栄養補給のために具だくさんの汁を食べていたのが始 まりです。鋳物の原料である鉄のイメージから給食では鉄分を多く含 む煮干し粉を加えました。仕上げにごま油を加 えることで、鉄が溶ける様子を表しています。いつもと違った風味のお味噌汁になっています。ホキの南蛮漬けはお酢を使ってさっぱりとした味付けにしました。

9月3日(火)の給食

【今日のメニュー】牛乳 ナシゴレン フランクフルト フォーのスープ 梨

ナシゴレンはインドネシア発祥の米料理で「ナシ」はごはん、「ゴレン」は炒める、という意味で、ごはんと具材を炒 め合わせて調味料で味付けをして作られるチャーハンとよく似た料理です。日本では味付けにスイートチリソースやケチャップなどを使う場合が多いため、辛みはそれほどなく、甘みを感じる味わいになっていますが、インドネシアでは塩気と辛さが特徴のものや唐辛子の辛さが効いたものなど味わいが異なります。

7月16日(火)の給食

【今日のメニュー】牛乳 コーンピラフ ホキのレモン風味 レタスと卵のスープ パインゼリー

一年を通して食べられるレタスですが冷涼な気候を好み気温20度前後でよく育つので、季節によって産地が異なります。夏は高原の長野県、冬は暖かい香川県、春と秋は茨城県から多く出荷されています。レタスのおいしい時期は4月 から5月の春レタスと、6月から9月の夏秋レタスです。旬の時期のものはみずみずしさが増します。約95パーセントが水分ですが、ビタミンC、E、カロテン、カリウム、カルシウム、食物繊維などをバランスよく含みます。油とともに食べることでカロテンやビタミンEの吸収率がアップするので、加熱調理もおすすめです。今日はレタスと卵のスープです。しんなりしてかさが減ることで、食物繊維もたっぷりとることができます。

7月12日(金)の給食

【今日のメニュー】牛乳 こうのとり伝説米 あじのスタミナ焼き 肉じゃが 呉汁

料理の香りづけによく使われるニンニクですが、昔は薬用植物として利用されていました。香辛野菜として食べられるようになったのは戦後だそうです。ニンニクの香りのもとはアリシンという成分で、強い殺菌作用のほか、がんや血栓 を予防する効果があります。体内でビタミンB1と結びつくと、その吸収を高め、効果を維持させる働きがあります。ビタミンB1による糖質のエネルギー変換が促進されることで、疲労回復や体力増強に効果を発揮します。今日はあじのスタミナ焼きの味付けにニンニクが使われています。

7月10日(水)の給食

【今日のメニュー】牛乳 夏野菜カレーライス わかめサラダ チーズ

とうもろこしは米や麦と並ぶ主要穀物の一つで、青果用や加工用などいくつかの種類に分類されます。一般的に青果店 やスーパーでよく売られていて、私たちに一番なじみの深いものは「スイートコーン」という品種のとうもろこしです。スイートコーンは粒に含まれる糖分が多いので甘みがありますが、収穫後とうもろこし自体の「呼吸」による鮮度低下が激しく、夏の室温では数時間で味が落ちてしまいます。鮮度と味の維持のためには、低温管理の徹底や、収穫後 すぐに加熱して呼吸を止める方法があります。とうもろこしはとれたてが一番おいしく栄養価も高いのです。今日はサラダではなくカレーライスにコーンが入っています。