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2024年10月の記事一覧

10月31日(木)の給食

【今日のメニュー】ガーリックピラフ 牛乳 オムレツのケチャップソースかけ パンプキンスープ みかん

今日はハロウィンです。ハロウィンとはキリスト教におけるすべての聖人を記念する日の前夜祭です。ハロウィンと言 えば「かぼちゃのランタン」ですね。でも実は、もともとハロウィンでは「カブ」を使ってランタンを作っていたそうです。なぜかぼちゃなのかというとアメリカではカブをあまり食べないため、生産量が少なく、変わりにかぼちゃが多 く収穫されていたからなんだとか。そしてこれが全世界へと広がり、「ハロウィンはかぼちゃ」というイメージが定着 したそうです。給食でもパンプキンスープを作りました。

10月30日(水)の給食

【今日のメニュー】ごはん おろしハンバーグ 茎わかめのきんぴら 利休汁

ごまは1年草で、成長が早く、種まきからわずか100日で収穫できます。熱帯のサバンナ育ちで荒れ地でも栽培でき、「日照りにごまの不作なし」という言葉があるくらい、少々の干ばつでも平気という頼もしい生命力を備えています。ごまに含まれる不飽和脂肪酸は血液をサラサラにして動脈硬化や心筋梗塞の予防に役立ちます。ビタミンEやセサミンには強い抗酸化作用をもち、肌を紫外線から守ったり血管の状態を整えることにより頭皮や毛根に栄養を届きやすくし、肌や髪の健康を保ちます。小さいのに栄養素の宝庫ですね。今日は利久汁にたっぷりすりごまが入っています。

10月29日(火)の給食

【今日のメニュー】ナタデココは、ココナッツの果汁が酢酸菌の一種であるナタ菌によって発酵してゼリー化した、フィリピン発祥の発酵食品です。コリコリとした食感はナタデココ特有のものです。ナタ菌を含む酢酸菌には腸内にある免疫の働きを活性化させ、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和する効果が期待されています。さらに酢酸菌と乳酸菌を一緒に摂ることで、アレルギー症状の緩和効果が2 倍に高まるという実験結果もあります。給食 ではフルーツ缶と一緒に和えました。

10月25日(金)の給食

【今日のメニュー】ごはん 牛乳 さんまの竜田揚げ さといものそぼろ煮 こまつなのみそ汁

さんまはタンパク質よりも脂質が多く、DHAや、EPAが含まれています。血液をサラサラにしてくれたり、脳を活性化してくれたり、中性脂肪を減少させてくれたりします。また貧血を防ぐB12やカルシウムの吸収率を高めて骨を丈夫 にしてくれるビタミンDを多く含み、鉄、銅、亜鉛、など無機質もバランスよく含まれています。江戸時代から庶民の味として親しまれていましたが、ここ数年不漁が続き高級魚となってしまいました。今年は久々に豊漁とのことなので手ごろな価格で食べられるといいですね。

10月24日(木)の給食

【今日のメニュー】黒パン 牛乳 ポークビーンズ ブロッコリーサラダ

ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。豚肉と豆をトマトなどで煮込んだ料理です。タンパク質たっぷりで栄養的 にも優れているので、育ち盛りの子供たちにうってつけのメニューです。日本では大豆を使いますが、本場アメリカでは白いんげん豆を使うことが多いそうです。この料理のルーツは定かではありませんが、家庭料理なので厳格な決まりごとはないようです。豆の種類を変えたり、ベーコンを入れたりスパイスで味を変えるなど各家庭にレシピがある「おふくろの味」と言ってもよいメニューです。

10月23日(水)の給食

【今日のメニュー】れんこんの焼き肉丼 牛乳 なすのみそ汁 りんご

れんこんは、美しい花を咲かせる蓮の地下茎が肥大化したものです。穴が開いた姿から「先が見通せる」縁起物としておせち料理に欠かせない食材です。根菜の中ではビタミンCが豊富で、胃の粘膜を保護する粘り気があります。皮にはポリフェノールが含まれているので、皮をきんぴらにするなど無駄なくいただきましょう。色の薄い淡色野菜なので、ビタミンを豊富に含 む緑黄色野菜と組み合わせると、よりバランスの良い食事 になります。

10月22日(火)の給食

【今日のメニュー】きのこうどん 牛乳 大学芋 チーズ

秋と言えば、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋など秋とむずびつく言葉はたくさんありますね。お米や果物が実る秋は、快適に過ごしやすい季節です。秋の代表的な食べ物 の一つ、さつまいもには食物繊維が多く含まれ、ヤラピンという成分が排せつを助け、便秘を防ぎます。また、みかんと同じくらいビタミンCが豊富 で、加熱しても壊れにくい形で含まれています。今日は素揚げしたさつまいもに甘じょっぱいタレをからめた大学いもです。

10月21日(月)の給食

【今日のメニュー】チャーハン 牛乳 焼きぎょうざ レンフォアタン

卵は卵殻、卵殻幕、卵白、卵黄などからできています。卵の殻には目に見えない無数の穴があり、ここで空気の流通 、水分の調節をしています。卵の丸いほうのはじにある気室は、時間 がたつとともに大きくなっていきます。卵黄を包むように卵白があり、ここにあるカラザは卵黄を中央に固定する働きをします。卵が回転しても卵黄が中央にあるのは、カラザのおかげです。カラザはタンパク質なので取り除かずに食べましょう。今日はスープに卵が使われています。

10月18日(金)の給食

 

【今日のメニュー】こまつな豚みそ丼 牛乳 のっぺい汁

のっぺい汁は新潟県の郷土料理ですが奈良県、島根県、熊本県などでも作られていて各地により様々な呼び方をします。里芋、ごぼう、れんこん、にんじんなど季節の野菜をふんだんに使い、近年では鶏肉や鮭などを入れることもあります。汁と呼んでいますが、新潟の場合は具材を中心にした煮物です。新潟は雪が深い土地のため、買い物もままならない日にたくさん作り、雪を冷蔵庫代わりにして鍋ごと雪の中で保存していたそうです。冬の寒いときに体を温める汁 ものとして日常的に食べられているほか、人が集まる日にもよく食べられています。冷やしてもおいしく、夏は冷たくして食べることができます。

 

10月16日(水)の給食

【今日のメニュー】さつまいもおこわ 牛乳 きびなごカリカリフライ かす汁 柿

かす汁は兵庫県の郷土料理です。だいこん、にんじん、ごぼう、こんにゃくなどを日本酒の醸造工程で出る酒かすで煮込んで作ります。野菜以外に鮭やブリ、サバなどの魚を入れる場合もあります。冬の間、寒さの厳し い山間部から酒造りのために酒造地に出稼ぎで来ていた人々が、酒かすをお土産に持 って帰ったことから、山間部でよく食べられてきました。酒かすは酵母のタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて体を元気にしてくれる食品です。