【教頭日記】松原っ子の学び★あそび
こんにちは、教頭です。
しばらくご無沙汰をしてしまいました!(ブログ上で)
「教頭先生、どんどん記事が下がっていってしまいますよ!」と言ってくださる方がいて、
はっ!となりました。小さなコラムでも気にしていただいて、ありがたい限りです。
さて、私はふだん、校舎の中、それも職員室でお仕事をしていることがほとんどです。
子どもたちからは、何をしているのかちょっと見えにくく、分かりづらいところが多いかもしれません。
(たまに蛍光灯を取り替えたり、何かを修理したりすると子どもたちが「おおー!」と喜んでくれるのがうれしいのですが・・・)
でも、これらの事務的な業務の向こうに、子どもたちの笑顔がある!と思って頑張っています。
その一方で、ごく、たまにですが!
遊びに誘ってくれる子どもたちと、休み時間に外に出ることもあります
今は低学年の子たちが、長縄跳びや、秋の虫取りなどに夢中になっています。
小さな掌の中に、カナヘビやカエルを隠して、私を驚かそうとしているのですが、
そのときのわくわくした、いたずらっぽい表情が、とってもかわいらしくて、思わずにっこりしていまいます
(しかし、私はカナヘビもカエルも平気なので、子どもたちはがっかりしています・・・)
そして先日、子どもたちが遊びの中で、2チームに分かれたのですが、
そのときの分け方が興味深かったのです。
スタンダードな分かれ方として「グーとパーに分かれろ(分かれっこ)」というものがありますが、
松原の子たちは、初めに、パンパンパン!と手拍子をしてから掛け声をかけて「グー」と「パー」を出すのですね。
そして、「チョキ」を出すとなぜか「グー」のチームになるようです。
なんと面白い!と思ってしまいました。
これは、子どもたちの中に実際に入っていって、一緒に遊んでみないと分からないことですね。
そして、子どもたちはとても上手に遊んでいます。
ルールの小さな解釈違いなどは、じゃんけんで解決する。
年上の子が、さりげなく、年下の子が不利にならないように工夫している。
ちょっともめそうになっても、「まあ、いいじゃん!早く次やろう!」と言ってくれる子がいる。
そして、体いっぱい、時間いっぱい、目一杯遊んで、そして、教室へ戻っていく。
時には夢中になりすぎて、先生たちに「時間だよー」「戻るよー」と言われることもありますが、
そんな時は急いで校庭をダッシュして、ちゃんと時間を守ろうと頑張っています。
教室の中だけでは学べないことを、さまざまな学年の子たちと隔てなく、
緑の芝生の上で学べるのは、松原小の最大の長所だと思っています。
私も、少しでも手が空いたら、この仲間に入りたいな、と思っています
若竹の 伸びゆくごとく こども達よ 真直に伸ばせ 身をたましひを 若山牧水
教頭